目次
魚類（ウナギ目；ニシン目；サケ目；ヒメ目；ハダカイワシ目 ほか）
タコ・イカ・貝・エビ・カニ・甲殻類・その他（タコ目；ツツイカ目；ミミイカ目；イガイ目；古腹足目 ほか）
著者等紹介
西田百代［ニシダモモヨ］
１９４２年生まれ。大阪大学歯学部卒業、大阪大学歯学研究科修了（歯学博士）。大阪府立身体障害者福祉センター附属病院歯科部長、大阪急性期総合医療センター障害者歯科主任部長を経て、２００７年定年退職。現在は大阪自然環境保全協会対外自然協力隊チリモン担当責任者
井田齊［イダヒトシ］
１９４０年生まれ。東京水産大学卒業、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了（農学博士）。東京大学総合研究博物館助手、北里大学海洋生命科学部教授を経て、同大学名誉教授。専門は魚類分類学・生態学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
13
YouTubeでシラス干しに紛れたものを探して分類する番組を視聴したのがきっかけでこの本を知り、読んだ。なんて楽しい！シラスの中にレアなお宝生き物を見つけるのは、砂金を探すような…翡翠海岸で翡翠を探すようなワクワク感がある。これらの生き物を一緒くたにお腹の中に収めるのは勿体無い。うちの子が小学生だったら夏休みの自由研究に良さそう。驚きを持ち、楽しくページを捲り、最後の索引に狂喜乱舞！とにかく索引が秀逸です。これからこの本を読む方は、索引は最後に見てください。2023/03/20
Quijimna
8
すごいな、これ。 退職後の歯科医が趣味で始めた「チリメンに混入された微小生物コレクション」を、専門家の力を借りてみごとに網羅的にまとめちゃった力作。 豆知識コラムも読みごたえがある。 これを読んだ人はみな、ちりめんを買いにスーパーに走るだろう。★★★★☆2020/08/16
ぽけっとももんが
6
こういう本を探してたんだよなぁ、自由研究で。息子たちが小中学生だったときに某大学のイベントでチリモン探しをした。その時は大学生が、魚は顔を見たらわかると言いながらすいすいとチリモンの正体を教えてくれ、それをまとめた長男は賞を貰ったのだ。人の褌で、というヤツですが。これは実物のチリモンのしかもいろんなサイズ、詳細なイラスト、似たものとの見分け方、成魚の写真など詳細にわたり、チリモン愛に溢れかえっている。ただ実際には売られているちりめんじゃこは選別済みなのでチリモンはあまり入ってません。2020/08/09
むさみか
5
作った方は元歯科医 さすがの緻密さ 写真とイラストが両方のってて なんで と思ったんですが 写真よりイラストで 特徴をとらえてあって これがまた 素晴らしく分かりやすいです エビ系の幼生は ちょっと虫さんに似ていて ぞわっとするのも ありましたが 昆虫との類似も感じて それはそれで面白い2021/04/25
四不人
4
チリモン図鑑の決定版。これはイイ。楽しい。所々のコラムも面白い。2020/12/21
