目次
変体仮名の話
変体仮名の覚え方
変体仮名を覚える
著者等紹介
板倉聖宣［イタクラキヨノブ］
１９３０年東京の下町に職人の子として生まれる。１９５３年東京大学教養学部教養学科、科学史科学哲学分科卒業。１９５８年東京大学大学院数物系研究科物理学課程博士コースを修了、物理学史の研究によって理学博士となる。１９５９年国立教育研究所（現国立教育政策研究所）に勤務。１９６３年科学教育の内容と方法を革新する仮説実験授業を提唱。１９８３年編集代表として月刊誌『たのしい授業』（仮説社）を創刊。１９９５年国立教育研究所を定年退職し、「（私立）板倉研究室」を設立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Mayu
10
toeic爺さんの本の中にお習字の話が出てくるのですが、その中で変体仮名について触れられていて、古筆で読めない字、しかも漢字でもなさそう、という字があるのはそういうことだったのかぁと、早速読んでみました。他の本と比較したわけではないのですが、この本かなりわかりやすいのでは…変体仮名が消えてしまった歴史にも納得。とりあえずこれをもとにアンチョコを作成したので、これで古筆に触れる機会に徐々に覚えようかと！平行して、スマホの変体仮名アプリも利用しています。でも、いまのところ読めるのはお蕎麦屋さんの看板くらい…2017/10/08
sanley
1
学生時代ぶりに、くずし字を再勉強しています。 恐ろしいことに仮名すらほとんど忘れてました… もうここは開き直って1から勉強を！と思ってこちらを。著者が国語学者などではなく科学史の専門家ということでかなりリアルな覚え方で書かれていたり、間違えやすい文字を丁寧に解説されています。途中にわかに明治17年の「讀方入門」が解説なしでがっつり出てくるので完全なる初心者はうわっとなってしまうかも…入門書としてはそこは一旦読み飛ばしつつ、勉強するにあたっての心構えや基本を学ぶ、という使い方が良いかと思います。2020/09/21
