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“熱はどこにたくわえられるか”(重さが同じなら、たくわえられる熱量もおなじか?;体積が同じなら、たくわえられる熱量も同じか?;原子の数を同じにしたら?;たくわえる熱量は「原子の数」できまるか;熱は原子や分子の振動のエネルギー;この授業書のねらいと実験上の注意事項)
熱の正体がわかった!―小学5年生と“熱はどこにたくわえられるか”の授業(“温度と分子運動”をやった子どもたちと;石蒸し料理って?;ホントに水が沸いた!;始まりは楽しい石蒸し料理;釣りみたいで楽しい!;熱量は重さで決まるか?;体積を同じにすると?;原子の数を同じにすると?;本当に「原子の数」で決まるか?;最後は「もちしゃぶ」パーティー?)
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
1930年東京下谷(現・台東区東上野)に生まれる。1958年物理学の歴史の研究によって理学博士となる。1959年国立教育研究所(現・国立教育政策研究所)に勤務。1963年仮説実験授業を提唱。科学教育に関する研究を多数発表。1983年教育雑誌『たのしい授業』(仮説社)を創刊。編集代表。1995年国立教育研究所を定年退職(名誉所員)。私立板倉研究室を設立
犬塚清和[イヌズカキヨカズ]
1942年愛知県西尾市に生まれる。1965年同市で中学校の教員となる(1967年~仮説実験授業研究会会員)。2003年教員を定年退職。現在、ルネサンス豊田高校校長・ルネサンス高校グループ名誉校長
大黒美和[オオグロミワ]
1966年高知県幡多郡大月町に生まれる。中学3年の時、岡田哲郎さんの塾で“ものとその重さ”の授業を受ける。その楽しさに、それまで大嫌いだった実験や理科のイメージが崩れる。1995年高知県内の小学校に勤務しつつ、仮実研の西川浩司氏、犬塚清和氏らに学び、くわしい授業記録を精力的に発表。仮説実験授業研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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