目次
第1話 自分の興味・感覚をたいせつにすること―雨つぶの落ちる速さ
第2話 興味(好奇心)がなければ認識できない―足はなん本?
第3話 新発見のための条件―石は磁石にすいつくか
第4話 目に見えないものと科学―見えない空気をつかまえる
第5話 見えない分子やイオンを見る手がかり―溶解と結晶
第6話 空気の分子模型を手にとって―空気中の分子
第7話 科学と仮説と立場―原子論と重さ
第8話 ものの重さと体積―原子や分子に目をつけて
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
1930年東京の下町に職人の子として生まれる。1958年東京大学で科学史を専攻、物理学史の研究によって理学博士となる。1959年国立教育研究所(現国立教育政策研究所)に勤務。1963年科学教育の内容と方法を革新する仮説実験授業を提唱。1983年編集代表として月刊誌『たのしい授業』(仮説社)を創刊。1995年国立教育研究所を定年退職し、私立板倉研究室を設立。研究の範囲は多様で、自然科学だけでなく、社会の科学とその教育へも研究を広げている。著作も多く、科学者の伝記や科学読物にも定評がある。また、芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもうという「サイエンスシアター」を企画、科学の楽しさを広める運動を展開している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。