内容説明
韓国=朝鮮は日本に一番近い国。そこで使われている文字・ハングルは今から500年ほど前にセジョンという国王が「誰でも簡単に読んだり書いたりすることができる文字を創ろう」と研究してつくった文字である。本書では、問題に予想をたてながら、謎ときするように読み進めると、数時間でハングルが読めるようになる。
目次
1 となりの国って?
2 さあ韓国の街へ行ってハングルを読もう
3 ハングルはどんなしくみの文字か
4 ハングルの「あいう」
5 ハングル24字すべて登場
おはなし ハングルの誕生とセジョン大王
著者等紹介
井藤伸比古[イトウノブヒコ]
1954年、愛知県豊田市に生まれる。1976年、信州大学理学部物理学科を卒業後、小中学校でたのしい科学の授業・仮説実験授業を実践する。月刊誌『たのしい授業』(仮説社)に掲載されたグラフに触発され、自分でもグラフを書き始める。その成果やたのしい授業プランなどを『たのしい授業』で発表。軽いフットワークで社会の科学に関わるアマチュア研究を楽しんでいる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二人娘の父
6
小学生向けの入門書。2021/08/26
すみっちょ
5
とてもわかりやすかったでです。パッチムについての説明がストンと入ってきました。濁音化についても、後ろの音が前の音に引っ張られて濁ったり濁らなかったりするのは「言いやすさの問題」というところが、目から鱗でした。2022/01/07
gorobee
1
図書館でちょっと読んでみようくらいの気持ちで手にする。小学生向けの教材がベースなので、これはわかりやすい。目的はソウルの街の看板を読むこと。順序だててハングルの構造が頭に入るので、理解すれば確かに看板はよめます。ハングル文字を理解することに特化した本。2023/10/09