内容説明
日本でも愛され続けるアニメーションの巨匠ノルシュテイン。その人生と作品を、もっとも信頼される通訳者が描く。作品について、芸術について、世界について―30年近くも公私にわたりノルシュテインと対話を重ねてきた著者が記す、稀有の映像作家のありのまま。
目次
第1章 ノルシュテインとの出会い
第2章 生い立ちと人生(誕生―戦火の中で;両親と兄;幼年期の記憶;画家の夢;アニメの世界へ―ソユーズムリトフィルム時代;独立―ノルシュテイン・スタジオの設立;“外套”について;受賞歴)
第3章 作品について(25日、最初の日;ケルジェネッツの戦い;キツネとウサギ;アオサギとツル;霧の中のハリネズミ;話の話;外套;第4章 ノルシュテインと日本(俳句と浮世絵;新藤兼人監督;ソクーロフとの縁;1990年代の来日;ワークショップ;連作アニメーション“冬の日”;2000年代の展覧会、講演;“ユーリー・ノルシュテイン“外套”をつくる”)
著者等紹介
児島宏子[コジマヒロコ]
東京生まれ。ロシア語通訳・翻訳者、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
a
1
2006年発行を読みました(「アニメの詩人ノルシュテイン―音・響き・ことば」ユーラシア・ブックレットというシリーズのNo.95、モノクロのブックレットです)。内容は作品解説、詩、ユーリーノルシュテインについてのエピソードです。作品を見たことがあるなら、特に「ユーリー・ノルシュテイン傑作選」のブックレットとして、楽しむことをお勧めします。私は映像を流しながら読みました。作品と作家の理解に繋がります。感性の答え合わせができます。良かったです。いつか2020年出版のカラー版を読んでみたいです。2022/12/16
あんすこむたん
1
ノルシュテインの作品を見ているならば、かなり助けになる本。エイゼンシュテインからの影響や難解な作品である「話の話」についても見事に語っている。2020/09/22
KocmocKocma
0
手持ちの本は旧・東洋書店発行の2006年版で、丸善上智大学店のシールが貼ってある(撤退済み)。ノルシュテイン作品の字幕翻訳を一手に引き受け、来日時には通訳アテンドをこなす児島宏子さん。生き生きとしたエピソード満載。
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