内容説明
恐怖の体験から登校拒否におちいった子どもたちと、彼らの心を解放しようとする2人の若者。彼らは心の闇に立ち向かい、夜に秘された謎を解き明かすことができるのか?
著者等紹介
芝田勝茂[シバタカツモ]
児童文学作家。「ドーム郡ものがたり」「虹への旅」(児童文芸新人賞)「真実の種、うその種」(日本児童文芸家協会賞)「ふるさとは、夏」(産経児童出版文化賞)など主に高学年向け異世界ファンタジーを書く。現在は第三期の創作活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yurari
4
学校へ行けなくなった5人の子供達。彼らをカウンセリングするために八塚市を訪れた正夫とルミ。子供達は周囲の人が石になると言う。八塚市は夜間外出禁止令があり、子供達は皆これを破っていた。カレルピーという謎の存在、中央心理学研究所、核融合施設等々、謎めいた展開に惑わされる。読み終わっても謎は謎のまま。石化する人間は、感情をコントロールされた結果?(スーパーランドで没入感のあるコンテンツを楽しんだ後の人々の姿からそう感じた)、カレルピーは善悪併せ持つ人間の心?8という数字がこの物語で持つ意味とは…?2025/10/25
たけし
3
子どもの頃に図書館で読み衝撃を受けた。後日、書店で買って再読したが、それは加筆修正されていて、どうも前の版の方が良かったな、と思っていた。またここに元の版が再販されていたので、珍しいと思い読んだ。加筆修正されたものはプロットにフォーカスして三人称で語られ、謎を追求しようとしていたと思うが、こちらは一人称で主人公の心の変容にフォーカスしているため感情移入しやすい。カウンセラーとして子どもと関わる話のため、この方が分かりやすくもあるのだろう。著者もよくこんな小説がかけたものだと、傑作だよと曰う稀な本だと思う。2026/05/09




