内容説明
猟奇事件を起こした昭和の風俗史を駆け抜けた阿部定が残した謎の文言を追う。
著者等紹介
水野忠興[ミズノタダオキ]
昭和17年4月東京都世田谷区玉川奥沢町に生まれる。父は愛知県刈谷城主水野忠政の流れをくむ幕末最後の松山藩士水野忠明の孫で内務省官僚の一時を除く人生の大半を無職で過ごす。父の存在が障壁となり極度の上昇指向と破滅願望の混在した神経症の青春時代を送る。十五歳で家族の解体を主張、家を離れ生涯両親と没交渉に暮らす。神経症状の軽減を機に昭和45年医学部入学、内科、精神科専攻。還暦を機に横浜市に心療内科開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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