内容説明
瀉血!―この無意味な医療が何故何千年も行われてきたのか?ギリシャの古代から、ほんの百年前まであたり前のように行われていた不思議。
目次
はじめに
古代における瀉血
中世における瀉血
パラケルズスの登場
ルネッサンスの幕開け
近代医学の誕生
ハーベイの血液循環論
一七世紀の医学
一八世紀の医学
一九世紀の医学
アメリカ初代大統領ワシントンの死
瀉血反対論
一九世紀アメリカ医学における瀉血
わが国における瀉血の歴史
明治の医療改革
C型肝炎治療のための瀉血
著者等紹介
藤倉一郎[フジクライチロウ]
1932年埼玉県生まれ、新潟大学卒、東京女子医大榊原教授のもとで心臓外科を学び講師、助教授の後、藤倉病院開設、院長、理事長を2009年5月までつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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