内容説明
これは警世の書ではない。この小著は、過去への郷愁を挽歌として静かに口ずさむ青人草の昭和私史であり、現代:the time full of sound and fury,signifying nothingを悲嘆する書にすぎない。
目次
建国の日
戦時下の男女共学
東条勝子夫人
朕はたらふく食っている騒動
美人も変わった
啓蒙思想と国体論議
臣・吉田茂
だぶだぶの民主主義
最後の切腹
大学紛争〔ほか〕
著者等紹介
前橋敏之[マエバシトシユキ]
昭和9年生まれ。理学博士(北海道大学、昭和37年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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