内容説明
日本を代表する安曇野の近代史に技術史から再考を試みた。本書は、産業遺産を探る産業考古学に新たな地平と展望を拓く。
目次
第1章 安曇野と拾ヶ堰(日本疎水百選の拾ヶ堰;拾ヶ堰とは ほか)
第2章 御時計師・渡辺虎松と和時計(渡辺虎松と和時計;真光寺に顕彰碑と墓 ほか)
第3章 臥雲辰致とガラ紡機の発明(臥雲の故郷・安曇野を訪ねて;天保十三年のころ ほか)
第4章 安曇最初の電気・宮城発電所(中房川の宮城発電所と横澤本衛;ヘルマン・ケスレルと野口遵など ほか)
第5章 高瀬川電力開発と森矗昶(高瀬川電力開発の以前;藤森龍麿と日本軽銀製造 ほか)