近代文芸社新書<br> 人種差別の歴史的考察―満洲育ちのブルドー人間から見て

近代文芸社新書
人種差別の歴史的考察―満洲育ちのブルドー人間から見て

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  • サイズ 新書判/ページ数 175p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773373943
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C0220

内容説明

欧米白人のアジア人ら有色人種に対する「人種差別」は抜きがたい。彼らによる侵略や迫害が世界歴史の底辺にある。同時に、これを助長する要素として、有色人種の白人崇拝、同民族蔑視という現実がある。本書は、その実体を鋭く追究・断罪したものである。

目次

第1章 人間はなぜ差別するのか(同族vs異族;言語;多くの「接木雑種」人間;国境、国籍、民族、人種主義)
第2章 ヨーロッパ人の「人種差別」と「植民地支配」(アジア人の西方遠征;ヨーロッパは後進地帯であった―スペインとポルトガルの侵攻 ほか)
第3章 ロシアの南下政策(ロシアの成立と侵略開始;クリミア戦争;日露戦争;満州を再び侵略;日本の戦争責任)
第4章 新興侵略国アメリカの非人道性(フィリピンなど;アメリカ・インディアンと黒人 ほか)
第5章 反ユダヤ主義(欧米人の特質;反ユダヤ主義とは ほか)

著者等紹介

増田芳雄[マスダヨシオ]
1928年関東州大連市生まれ。1953年京都大学理学部植物学科卒業。1961年理学博士。1965年大阪市立大学理学部助教授。1971年同教授。1991年同名誉教授。スイス・ローザンヌ大学名誉博士、国際植物成長物質学会会長等を歴任、日本植物学会名誉会員、日本植物生理学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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