内容説明
天草島の人々が歩んできた貧窮と忍耐の日々が、美しい風景と対象的に描かれており、読む人の心に衝撃と感動を深く刻み込むほど、当時の地域の人々の生活ドラマを活写した近代文学の優れた作品群。
目次
第１部 歌集・小説・批評（歌集『天草灘』（抄）
歌集『天草』（抄）
小説『天草灘』
小説『天草物語』
批評 天草三題）
第２部 作者紹介（歌集『天草灘』の序文；歌集『天草灘』のために；歌集『天草』序 ほか）
第３部 作者・作品研究（高橋喜惣勝の文学と人生（作家論）
高橋喜惣勝の文学の意義（作品論））
著者等紹介
鶴田文史［ツルタブンシ］
本名、鶴田八洲成。１９３６年２月１日生。熊本県本渡市在住。（京都）立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒。職歴、兵庫県立高等学校、熊本県立高等学校（歴史担当）。会員、（全国）歴史教育者協議会（退職前）。熊本史学会、熊本近代史研究会、長崎史談会、長崎県地方史研究協議会、天草文化協会、ほか多数。役職、天草歴史文化遺産の会顧問、天草史談会継承代表、天草文芸会継承代表、本渡祗園橋を守る会副会長、日本の石橋を守る会副会長、西海の乱史研究会・西海文化史研究所主宰。専攻、地域史、文化遺産史、農民史、キリシタン史、文芸史、歴史小説、史詩（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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