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昆虫が好きな十七歳の少年・矢野太陽は、ひとつ年下の藤野咲希と、幼いころから同じ腎臓の病気を抱え、ともに闘病生活を続けていた。太陽にとって、咲希は何物にも代えがたい、大切な存在だった。そんなある日、咲希の二回目の腎臓移植手術が決まる。成功率の低い手術を控えた咲希は、病院から連れ逃げるよう太陽にお願いする…。切なく、涙あふれる究極の純愛物語。
著者等紹介
若月かおり[ワカツキカオリ]
広島県生まれ。2004年『ずっと、ずっと、あなたのそばに 映画「いま、会いにゆきます」澪の物語』(小学館)でデビュー
鹿目けい子[カノメケイコ]
福島県生まれの脚本家。2008年JUNON恋愛小説大賞受賞作『同級生』『体育館ベイビー』が映画化。以降、脚本、小説の執筆を精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
45
中高校生向き❔ 腎臓が悪い為 透析を受ける二人。小さい頃から仲良しの2人、支えあい助け合いながら愛を育んで行く姿がイイ。不幸な結末にならず良かった。2016/06/21
みらい
3
【自分】軽いタッチのお話だったから1時間弱で読めた。よかった、ハッピーエンドで。あと、表紙のふたりがとってもいい感じ。2015/02/22
Sae
2
娘がバザーで買ってきてくれたので,読みました。 同じ病気を抱えた2人の男女の恋物語。まあまあでした。2014/11/09
なつみかん
1
読了。2人をどうしても応援したくなるような、心の中で頑張れって叫ばずにはいられない作品でした。2016/10/07
とむ
1
最後終わり方が、なんか展開早いというか、おやおや?って思ってたら終わったっていう感じだった。