内容説明
1860年代崩れ行くトクガワ政権の大廈を必死になって支えようとした下級官僚の一群があった。彼等のほとんどが技術者であり、それぞれの技倆と外国語の能力で義務を超えた献身を以て、崩壊を支えようとした。これは彼等の物語である。
目次
第1章 川路聖謨(一八〇一~一八六八)
第2章 小野友五郎(一八一七~一八九八)
第3章 榎本武揚(一八三六~一九〇八)
第4章 土方歳三(一八三五~一八六九)
第5章 松本良順(一八三二~一九〇七)
第6章 勝海舟(一八三一~一八九九)
著者等紹介
矢野武[ヤノタケシ]
昭和11年11月7日生まれ。昭和39年和歌山県立医科大学卒業。昭和44年京都府立医科大学大学院修了。昭和48年矢野医院開業。医学博士、皮膚科専門医、労働衛生コンサルタント、日医認定産業医、ISO1400S審査員資格、OHSMS監査員資格。兵庫産業保健推進センター基幹相談員。日本労働安全衛生コンサルタント会理事。兵庫医科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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