マラルメとフローベールの継承者としてのサルトル―エクリチュールと“反創造”の欲望

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773372144
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0098

内容説明

1850年代に活躍した小説家(フローベール)と70年代の詩人(マラルメ)を1950‐70年を代表する哲学者(サルトル)を通して読むことができるか。

目次

『シチュアシオン1』と『シチュアシオン2』―神の側への批判と言語
マラルメとフローベールの継承者としてのサルトル―『家の馬鹿息子』(第三巻)を読む
サルトルによるマラルメ―神との闘い
サルトルによるフローベール―“父”との闘い
エクリチュールと“反創造”の欲望
『家の馬鹿息子』(『フローベール論』)第三巻について―ポスト・ロマン派(修業=)作家たちの文学状況
翻訳における「了解」の問題
Le Probl`eme de la “compr´ehension” dans la traduction
Le choix de l’´ecriture:Sartre,Mallarm´e, Flaubert―Sur le chapitre intitul´e “Scripta Manent” dans L’Idiot de la famille
L’(Anti‐)Humanisme chez Sartre

著者等紹介

柴田芳幸[シバタヨシユキ]
独協大学フランス語学科卒業後、立教大学大学院フランス文学専攻修士課程を経て博士課程へ。その後、フランス政府給費留学生として渡仏。プロヴァンス大学第三期課程修了。文学博士。高崎経済大学・地域政策学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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