内容説明
前野良沢から福沢諭吉に至るまで、多くの蘭学者を産み出した中津より発するエッセイ集。
目次
1 平成4年(1992)~(ライデンを訪ねて;日米の落差 ほか)
2 平成5年(1993)~(釜山の友人;前野良沢の笛 ほか)
3 平成6年(1994)~(ダイビングと事故;河南省の友人 ほか)
4 平成7年(1995)~(阪神大震災と医療;大震災とボランティア ほか)
5 平成8年1996六)~(骨粗鬆症と納豆;村上医家史料館 ほか)
6 平成9年(1997)~(村上姑南と中津;北風と南風 ほか)
7 平成10年(1998)~(新興感染症と自然環境;医療は今 ほか)
8 平成11年(1999)~(奥平昌高と中津辞書;中津藩とオランダ正月 ほか)
9 平成12年(2000)~(日蘭修好400周年;福沢諭吉と蘭学 ほか)
著者等紹介
川嶌真人[カワシママヒト]
1944年、大分県中津市に生まれる。すぐ近くの福沢諭吉の家を清掃したり、遊び場にして成長。1969年、東京医科歯科大学を卒業、虎の門病院にて整形外科を研修、1972年、九州労災病院にて天児民和院長の指導の下で整形外科、高気圧医学、医学史を学ぶ。1974年、医学書院優秀論文賞、1999年、大分合同新聞文化賞を受賞。日本高気圧環境医学会会長、日本骨・関節感染症研究会会長を経て国際的に活躍。中津市在住。日本医史学会評議員、大分歯科大学、産業医科大学、東京医科歯科大学、鹿児島大学非常勤講師。医療法人玄真堂・川島整形外科病院理事長・院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。