内容説明
魚追ふ児の散らしたり山桜―昭和五十五年の「公民館まつり」の出品に際し、彼女が初めて揮毫した自選作品であって、密かな想い出の作品でもあるらしい。それゆえか、「山桜」という句集名がそこにあるのであろうか。大正半ばに生まれ、戦前、戦中、戦後の混乱の中に精魂を尽くしてきたことが、作品の奥に窺うことが出来る。
目次
ミレーの絵
一刀彫
花筏
竹人形
冬泉
著者等紹介
大島てる江[オオシマテルエ]
大正8年2月5日静岡県生まれ。昭和52年富士宮市成人学校俳句科卒業、同年佐野鬼人に師事、鬼灯入会、63年鬼灯同人
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