内容説明
本書では、和泉式部伝説とその古跡に関する所は漏らさず文献調査と実地踏査を重ねて、集大成し、広い視野から各地の和泉式部伝説の意義を再吟味し、他の地域との関係、伝説の諸相を明確にし、伝播者の様相、それを享受した人々の心象を考察し、現代における意義を探ることを目標に、執筆している。
目次
河内(大阪府の一部)・摂津国(大阪市・兵庫県の一部)における和泉式部伝説とその古跡
和泉国(大阪府の一部)における和泉式部伝説とその古跡
播磨国(兵庫県)における和泉式部伝説とその古跡
備後国(広島県)における和泉式部伝説とその古跡
伊勢国(三重県)における和泉式部伝説とその古跡
紀伊国(和歌山県)における和泉式部伝説とその古跡
三河(愛知県)・美濃(岐阜県)・信濃国(長野県)における和泉式部伝説とその古跡
駿河(静岡県)・相模国(神奈川県)における和泉式部伝説とその古跡
安房(千葉県)・下総国(茨城県の一部)における和泉式部伝説とその古跡
上野(栃木県)・下野(群馬県)・越後国(新潟県)における和泉式部伝説とその古跡〔ほか〕
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