内容説明
雲南と伊勢を結ぶ文化。森と稲の文化を育てたハニと日本。聖樹のいのちを生きるハニ・稲魂と生きる日本。
目次
第1章 ハニの生命観―聖樹崇拝を中心として(村建てにおける聖樹選定;現在のアマトゥ(聖樹祭)
聖樹の性質)
第2章 ハニ文化における聖なる空間(従来の村作りの儀式から見た神門の性格;現在のアマトゥ(聖樹祭)から見た神門の性格
神門自体の考察)
第3章 葬送参列記(凹子村へ;王珠万氏の葬儀;魂送りをするモーピー;牛の供犠;魂送りを終えて)
第4章 聖樹と稲魂―ハニ文化と古代日本文化の比較(ハニ文化における聖樹;ハニ文化における稲魂;日本文化における聖樹;日本文化における稲魂)