清太祖ヌルハチと清太宗ホンタイジ―清朝を築いた英雄父子の生涯

清太祖ヌルハチと清太宗ホンタイジ―清朝を築いた英雄父子の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773351422
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0022

内容説明

16世紀末中国全土を支配した満州族の英雄その名はヌルハチ。激動の時代を炎のように生きた英雄父子の生涯を通じて歴史に息を吹き込む壮大なノンフィクション。

目次

第1章 女真族に英雄現る
第2章 金国を建て、汗王を称す
第3章 瀋陽を首都に
第4章 継承をめぐる不可解な事件
第5章 遼河以西へ最後の出陣
第6章 ホンタイジ、第二代汗王に
第7章 政治制度の改革と勢力圏拡大
第8章 対明戦の序盤で優位に
第9章 国名を清とし、皇帝を称す
第10章 和議か戦争か
第11章 明に決戦を挑む
終章 ホンタイジ後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

10
ヌルハチ、ホンタイジの業績がわかりやすく書かれ、フリンの死で筆が置かれている。常勝王ヌルハチが敗北した名将袁崇煥など明の登場人物も魅力的に描かれる。ドルゴンの権勢、そしてその最期が印象深い。2020/08/15

電羊齋

8
記述対象は太祖ヌルハチ、太宗ホンタイジ、順治帝期まで。簡潔な文章で読みやすい。欠点を述べると、日中両国のヌルハチ・ホンタイジ及び八旗制度関連の先行研究はあまり参考にされていないため、事実関係の誤りが散見される。そして執筆当時での研究水準に照らしても時代遅れの記述も目立つ。清初期の史料をよく調べて書かれている箇所もあるだけに惜しい。また、推測による部分と根拠のある部分と小説的な脚色部分の区別がつきにくい。これはドキュメンタリータッチの小説というべき本。全体的には悪い本ではないが、参考にするのはためらわれる。2022/03/24

やま

2
内容そのものは興味深いもので、ヌルハチの業績がよくわかる。しかし人名・地名にあまりになじみがなく苦労した。地図や索引がないのが惜しい。2016/03/06

toutong

1
ヌルハチ、ホンタイジ親子がどのように金の復興から清朝を築いていったのか簡潔に書かれていてとても面白かった。次中国行ったら絶対瀋陽に寄りたい。2021/11/02

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