苦悩するマルクス―熱情的詩人から革命家へ

苦悩するマルクス―熱情的詩人から革命家へ

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  • サイズ B6判/ページ数 133p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773339185
  • NDC分類 289
  • Cコード C0095

内容説明

「人類の解放」の理想を掲げながら、何故、共産主義は大量虐殺をくり返して来たのか。経済的破綻のみならず、ナチズムとともに20世紀、人類に未曾有の厄災をもたらしたマルクス主義の悲劇の根源を、その創始者、カール・マルクスの若き日の「神との訣別」に求める刺激的なノンフィクション。

目次

第1章 マルクスの宗教観の形成過程
第2章 革命の理論にむかって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hisashi Tokunaga

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初期マルクスの著作だけ明かされないマルクスの無神論への転機あるいは動機を解明しようとする論文。父と母のユダヤ人として、あるいはキリスト教への改宗に伴う苦悩を事実関係の導きとしている。国家、宗教を越えたところに人間の本性を見ようとするマルクス像がそこにある。接近の仕方がややもすると神格化されたマルクスが対象となっているウラミが最後まで残るのは何故だろう?2018/12/24

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