内容説明
21世紀は詩歌や芸術が宗教にまさって人々の心に光を与えよう。さらに科学が文化を一層豊かに面白くする。何故そうなのか。
目次
1 自分をつくるということ
2 道標
3 成熟した人間の無宗教的生き方
4 色即是空空即是色における釈迦とイエスと我等
5 “役割の世界を生きる自分”と“本来の自分”
6 明晰による救済
7 感性と信仰を与え給う神
8 感性と信仰の源泉
9 古典中の古典文学・福音書
10 医学と宗教の根底にあるもの
11 科学と宗教をめぐる断想
12 “いのち”をめぐる臨床の知
13 聖書と岸田秀「幻想論」
14 世界宗教への視角