- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(海外)
内容説明
日本で育児を始めた私たちは、失望と幻滅に直面する。融通性のない全体主義の日本社会、マニュアル通りに行動することを要求する日本の教育…。私は、生後六ヶ月の息子ハシェムと共に夫の実家のあるパキスタンへ行った。そこの人々は感謝して日々を生きており、生活は愛と誇りに満ちていた。私は羨望と尊敬を感じた。人間として大切なものがここにあるのではないか。親として子に伝えたいのはこのことなのだ。私たち夫婦が、子供をパキスタンに預けることを決意するまでの経過をまとめたものである。
目次
1 国際空港、カラチ
2 ホームタウン、フェイサラバード
3 住生活
4 食生活
5 衣生活
6 パキスタンの社会体制
7 バザール
8 ショッピング
9 パキスタンの結婚
10 パキスタンの健康問題
11 イスラームと女性〔ほか〕