内容説明
嫁いだ家の姑が政治家だった。春夏秋冬、玄関の扉は開きっ放し。善男善女たちが、清き一票を通行手形にして、家のあちこちを悠然とまかり通って行く。二十数年間、選挙民という、複雑で怪奇、掴みどころのない情熱を発散させている人種と付き合いながら、政治家を抱えている家族の悲喜こもごもの年月を書いたエッセー。
目次
苦海と苦界を間違えた
主婦は養い難し
清き一票と資質データバンク
選挙・モーレツお金がかかります
甚だ遺憾であります
左翼ビイキ
縁の下の力持ち?
あっつあっつの真心〔ほか〕
嫁いだ家の姑が政治家だった。春夏秋冬、玄関の扉は開きっ放し。善男善女たちが、清き一票を通行手形にして、家のあちこちを悠然とまかり通って行く。二十数年間、選挙民という、複雑で怪奇、掴みどころのない情熱を発散させている人種と付き合いながら、政治家を抱えている家族の悲喜こもごもの年月を書いたエッセー。
苦海と苦界を間違えた
主婦は養い難し
清き一票と資質データバンク
選挙・モーレツお金がかかります
甚だ遺憾であります
左翼ビイキ
縁の下の力持ち?
あっつあっつの真心〔ほか〕