目次
第1部 続『漱石の精神界』(実存的苦悩と漱石;漱石が筆写した仏教書;「則天去私」から「白雲吟」へ;人間―この苦悩する存在者;新渡戸稲造と夏目漱石;専門医による最初の漱石精神病論を読んで;『吾輩は猫である』から『道草』へ;「己」と「吾」と「我」と「私」と;漱石余聞;漱石と禅の世界;修善寺大患以後の漱石;「則天去私」ということ;「素顔の漱石」)
第2部 80年を生きて(老いのざれうた;一老医のつぶやき;傘寿のつぶやき―「あとがき」に代えて)
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