内容説明
そこにあるがままの姿で、けなげに咲き競う山の花々とのふれ合いを…、245枚の美しいカラー写真を添え、花にそそぐ心情こもる作歌381首と共に編んだ著者手づくりのユニークな歌集。
目次
山湖眼前(白馬大池)
巨岩累々(蓼科山)
神の花ぞの(蝶ケ岳山麓)
これぞ花道(蝶ケ岳山麓)
五月晴天(和田峠~三峰山)
この砂礫地に(硫黄岳)
岩峰にいどむ(東天狗岳)
呼べど還らず(赤岳)
其処に山があるから(赤岳~阿弥陀岳)
早暁の山空(阿弥陀岳~赤岳石室)
古峠晩春(中山道和田古峠)
駒の白花(硫黄岳)
視界なき空(横浜)
われを呼ぶ声(鹿島槍ケ岳)
無謀苦闘の下山劇(鹿島槍ケ岳)
頂のベンチに(鷲ケ峰)
初秋のしぐれ(車山)
古峠初冬(中山道和田古峠)