内容説明
知っておくべき物語作りのコツと秘密。ヒット作品が取り入れた元ネタのストーリーとガジェットとそのアレンジ方法を解説。
目次
第1章 世界観―陰謀論とオカルトが支配するこの世界(呪術が存在する世界;魔術が存在する世界 ほか)
第2章 組織―陰謀論とオカルトの主役(上位存在;精霊 ほか)
第3章 人物と生物―陰謀論とオカルトを支える存在(魔術と呪術に関わる人々;マーリン ほか)
第4章 計画と事件―陰謀論とオカルトによって起こること(征服計画;新世界秩序 ほか)
第5章 技法と道具―陰謀論とオカルトを盛り上げるガジェット(呪文;古代文学 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
getsuki
5
ネタ本として読むのにはいい。章の頭ごとの漫画……最後のオチが……2015/06/14
アイロニカ
4
Kindleで安かったので購入。秘密結社や謀略といった陰謀論と、スピリチュアルや疑似科学などのオカルトの界隈において、頻出するキーワードについて大まかに解説した雑学本である。陰謀論もオカルトも何となくの印象で受容・供給されている側面があり、詳しく内容を知るというよりも、どのような思考回路で都合良く物語化されるかについて意識することが大事かと思う。本文では軽く触れられるだけだが、ニューソートの思想は現代のポジティブシンキングや自己啓発に通じるものがあり、多かれ少なかれ人間は信仰心で生きているのだと痛感した。2019/08/08
yyg
3
世の中に出回っている陰謀論について、どんな内容か実際はどうなのかを簡潔に解説。メジャーな陰謀論は把握でき、手軽に読めるので入門書としては良いのでは。2015/09/27
しょー
2
その世界で口にされる単語や言説を、項目に分けて解説している。冷然とした態度で書かれており、恐怖心をあおられる内容ではない。 ほとんどの項目が2ページと短く、辞書の役割を果たしている。映画やアニメを例話にしているため、理解の助けになる。それに、作品の見方も変わってくる。 その手の話題に関心ある人、言葉を知りたい人は必読です。2017/08/08
Akito Yoshiue
2
「漫画でわかる」というほど漫画部分の分量はないが、内容はまとまっていて読みやすいです。2015/10/05