内容説明
依存症・ストレス・夢・記憶…原因は脳にあった!詳細なビジュアルとやさしい解説で脳のしくみが楽しく理解できる!
目次
巻頭特集 脳活最前線
1 脳の存在
2 脳の構造
3 脳と情報
4 脳と感情
5 脳内麻薬
6 脳の快適化
巻末特集 Dr.BRAINに聞く
著者等紹介
篠浦伸禎[シノウラノブサダ]
がん・感染症センター都立駒込病院脳神経外科部長。脳神経外科学会評議員・専門医、神経内視鏡専門医。東京大学医学部卒業。シンシナティ大学分子生物学部留学。富士脳障害研究所、東大医学部付属病院、国立国際医療センターなどを経て現職。脳の覚醒下手術ではトップクラスの実績を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アルカリオン
2
ドーパミンが「目標を掲げて、がんばって報酬をえる」ことをめざしているのに対し、セロトニンは「あるがままで十分」という穏やかな充足感を求めている(p145)▼セロトニンが十分に放出されクールな脳と安定した心をたもっていれば、「感情の情報処理」が上手になり、他人の言葉や振る舞いに必要以上に傷つかなくなる(p148)▼オキシトシンは脳にはたらきかけ、「他人への信頼」を高めることがわかってきた(p164)▼このあたりの話を「認知行動療法に効果があるのはなぜか」という論点と結び付けて整理してみようかな。2018/06/17
ぷー
2
図鑑というだけあって、図が3Dで美しくわかりやすい。図鑑という言葉からイメージする以上に説明がある。網羅性としては、大まかに概要をつかむにはとても分かりやすいと思うが、逆に、細かい説明は、他書に軍配があがりそう。そもそも図鑑と名づけられているのだし、当たり前なのかもしれません。個人的には、脳内物質についてわかりやすく書いてあったので助かりました。2015/10/25
ちょ
1
残念ながら、本書でいう美しさが分からず。。2015年の本はチャネルロドプシンは出てきても神経新生はフォローしてないのかな?2019/02/11
滝原夏希
0
イラストがすごく写実的。2015/11/01