内容説明
本書では、マーケティングを「金儲けをするための手法」という狭義の意味ではなく「商い、すなわち企業活動全体を統べる方法論」と見なして、百年先まで通用するマーケティング手法を提案している。
目次
新世代One to One & CRMとは何か?
マーケティングカオスからの脱却を模索する日本企業
「アフィリエイト」「顧客セグメンテーション」「リレーション」「eメール」「ブランド」…米国発のマーケティング手法に飛びついては失敗を繰り返す日本企業
日本のマーケティングはそんなにダメだったのか?
三井越後屋(「薄利多売」のビジネスモデル)に見るマスマーケティングの原点
富山の売薬(「先用後利」のビジネスモデル)に見るOne to One & CRMの原点
プレ「マスマーケティング」とプレ「One to One & CRMマーケティング」が融合して生まれた日本流の商い
米国型マーケティングの上陸による日本流商いの崩壊―功罪半々
高度経済成長と米国型マスマーケティングの全盛―大量生産→販売→消費→廃棄
バブル崩壊と米国型マスマーケティングの行き詰まり―飽和〔ほか〕
著者等紹介
浅岡伴夫[アサオカトモオ]
1952年富山県高岡市生まれ。埼玉県在住。慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。生命保険会社勤務、編集者・ライター・ビジネスコンサルタントを経て、1994年に情報コミュニケーションサポートを主業務とする株式会社アイ・ディー・エルそ設立。外資系コンピューターメーカー、総合電気メーカー、ソフトウエア開発会社、印刷会社、研究機関などのWebサイト構築、マーケティング戦略策定、コールセンターでのコミュニケーション最適化のアドバイザー/コンサルタントを努める。2001年から中央大学商学部で『先端的マーケティングと企業変革』(特殊講義)を担当。玉川大学・成蹊大学の講師も務める
斉藤和彦[サイトウカズヒコ]
1952年富山県高岡市生まれ。同市在住。国立富山工業高等専門学校電気工学科卒業。電気工事会社、アルミ会社勤務を経て、大手ビル管理会社の施設管理エンジニア(電力系設備担当)として地元の製薬会社で働く傍ら、富山県の地場産業や地域経済について独自の視点で調査・研究を続けている。近年は、One to One & CRMマーケティングの源流である富山の売薬業に関する資料の収集・分析に注力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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