「マツ」の話―防災からみた一つの日本史

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772704441
  • NDC分類 653.6
  • Cコード C0020

内容説明

本書では我が国における防災上非常に重要な緑の復元について述べるとともに、その主役を担ったマツという木と日本人や日本文化との関わりを整理した。そして、なぜマツが我が国の緑の復元の主役になったのか、またマツが我が国の防災対策にどのような役割を演じてきたのかを日本の国土の変遷史、一つの日本史、という視点で見ていくことにする。

目次

第1章 日本のマツ
第2章 土砂災害とマツ
第3章 天井川とマツ
第4章 土砂災害対策のはじまり
第5章 二一世紀の防災を考える
第6章 マツはどこから来てどこへいくのか

著者等紹介

池谷浩[イケヤヒロシ]
1943(昭和18)年栃木県に生まれる。1968(昭和43)年、京都大学農学部卒業。京都大学農学博士。建設省に入省し、1998(平成10)年に砂防部長。2000(平成12)年建設省退職。東京大学大学院講師、筑波大学大学院講師等を経て、2005(平成17)年8月より、(財)砂防・地すべり技術センター理事長。中央防災会議専門委員。砂防学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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