内容説明
20世紀の地球を振りまわしたあげく、あえなく亡んでいった罪深きロシア・コミュニズム。その運命をスターリン期に予知していた者に内村剛介があり、彼は帰国後一貫してそれを説いてきた。本書はその精選されたアンソロジー。
目次
わが身を吹き抜けたロシア革命―終末論を拒む終末
ソビエト的人間と共産主義―現代の言語変質について
ゴッド・ブレス・クリミナル・ソシアリズム―平成元年・状況論
社会主義建設はもういい―体験的社会主義論
虚言の実効―ペレストロイカ援助劇
今からでも遅くない―抑留者問題は日ソ人権問題
舵とともに来たり去るゴルビー
何のために誰をなのか具体的に言え
「国家寄食」の呪縛―ソ連の国民投票に思う
ロシア大変・世界迷惑―バック・トゥ・ザ・フューチャーのロシア意味論〔ほか〕
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- 和書
- 實隆公記 〈卷12〉