スポーツ・バイオメカニクス入門 - 絵で見る講義ノート (改訂)

スポーツ・バイオメカニクス入門 - 絵で見る講義ノート (改訂)

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  • サイズ B5判/ページ数 102p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784764410282
  • NDC分類 780.19
  • Cコード C3037

出版社内容情報

《内容》  本書は文字どおり「絵でみる講義ノート」であって,絵本の面白さが身上のテキストである.したがって肩肘張らず,話の組み立て方によっては順序を変えたり飛ばしたり,行ったり来たり立ち止まったりと,自在に利用して頂きたい.そして,一人でも多くの学生諸君から「バイオメカニクスは楽しくて好きだ」と言ってもらえれば本望である.~改訂のことばより~    《目次》 序章 スポーツバイオメカニクスとは 目的,用語,定義,基礎と応用,近接領域との関係,バイオメカニクスにおける2つのアプローチ,研究の糸口 1章 バイオメカニクスの基礎  1.“エンジン”としての筋 (1)筋の種類と構造 (2)筋収縮による力の発生 (3)筋収縮の様式 (4)筋力とその伝達 (5)筋収縮の力・速度・パワー 2.エネルギー供給 (1)エネルギー供給のメカニズム (2)エネルギー供給の限界 3.運動の司令と調節機構 (1)神経系の構成 (2)反射による調節 (3)意志による調節と反射化 4.からだの構造と運動 (1)骨格系 (2)筋系 (3)からだの軸(面)と肢運動  5.運動と力学の法則 (1)運動の3法則 (2)質量と重量 (3)力と速度の合成・分解 (4)運動量と力積 (5)力学的エネルギーと仕事 2章 バイオメカニクスの実際  1.立つ (1)立位姿勢 (2)立位姿勢と脊柱湾曲 (3)良い姿勢とは (4)姿勢の調整 (5)姿勢の安定性と重心 (6)身体重心を求める 2.歩く (1)歩行サイクル (2)重心移動 (3)角運動量 (4)地面反力 (5)歩行の力学的エネルギー (6)歩行の筋活動とエネルギー消費 3.走る (1)疾走スピードとストライド,ピッチ (2)疾走能力の発達 (3)疾走のキック力と力学的エネルギー (4)疾走の関節トルクとパワー (5)等速度走の効率 4.跳ぶ(その1)-高く跳ぶ- (1)高跳びの力学 (2)反動動作の効果 (3)ドロップジャンプ (4)筋肉のバネ作用 (5)走高跳び (6)棒高跳び 5.跳ぶ(その2)-遠くへ跳ぶ- (1)立幅跳びのキック力と速度 (2)走幅跳び 6.投げる (1)砲丸投げの力学 (2)砲丸投げの2投法 (3)一流砲丸投げ選手の測定成績 (4)ハンマー投げ (5)槍投げ (6)ボール投げ (7)正確に速く投げる (8)バスケット・ボールのシュート (9)相手を投げる 7.打つ (1)竹刀で打つ (2)手で打つ (3)拳の固さと衝撃力 (4)打撃の“鋭さ”と“重さ” (5)ボールを打つ (6)打撃の効果 (7)ボールの回転と偏向 (8)回転による揚力と飛距離 8.蹴る (1)蹴る動作 (2)サッカーのキックとボールスピード (3)キック運動の効率 9.泳ぐ (1)浮く (2)人体水抵抗 (3)水泳スピード (4)水中牽引力 (5)推進力の発生 (6)手のかきによる推進 (7)クロール泳の筋活動 (8)バタ足の巧みさ 10.滑る (1)推進力 (2)空気抵抗 (3)雪の抵抗 (4)スキーのターン (5)滑りのメカニズム (6)スケート滑走 11.回転運動 (1)回転力(トルク) (2)慣性モーメント 12.自転車のペダリング (1)自転車のギアシステム (2)ペダルの踏力とトルク 国際単位系(SI)