内容説明
“理屈抜きで動物好き”の博士が暮らす森には、発見の驚きと喜び、笑いと涙があふれている―。抜け目ないやつ、駄目なやつ、可愛らしいやつ、凄いやつ。北海道の山野を舞台に、多彩な動物が主役を演じる14の物語。生きものと自然環境、拡大する人間社会が織りなす世界の多面性と奥深さを、明快でユーモアあふれる筆致で描く。科学者の観察眼と探究心、動物たちへの愛情と温かいまなざしが心に響く、珠玉のエッセイ集。
目次
キツネの七変化
キツツキと木つつき
タヌキの冬
カインの末裔
種の輪郭
ヒグマ数理学
エゾリスとチョウセンゴヨウ
鳥のなかのサル
モズと先生
心のカワウソ〔ほか〕
著者等紹介
石城謙吉[イシガキケンキチ]
1934年長野県諏訪市生まれ。現在、北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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