内容説明
残念ながら、現在の日本のペットの食餌は間違いだらけと言っていいほど、いいかげんなままでいます。そこで、本書は、ペットの管理の出発点となる「正しい食餌」に、焦点を当てるようにしました。そして、人間の食生活については「栄養所要量」という基準があるように、ペットの食餌生活のためには、従来のアメリカ政府機関「アフコ」による厳しい基準値に加えて、よりレベルを高めた「基本標準食」というべきものが必要であることを、具体的に提案しています。
目次
プロローグ ペットの健康管理は「基本標準食」で
第1章 「放し飼い時代」の意識をすて、フードで正しい健康管理を
第2章 フードを選ぶときは、多種多様な品ぞろえのあるものから
第3章 肥満・高齢化・繁殖期・新生児期には、どういう食餌管理をすれば良いか
第4章 飼い主はペットのどんな症状に、注意を向けておけばいいか
第5章 フードについてのQ&Aあれこれ
付章 「アフコ」基準と「基本標準食の六条件」を満たすフードメニューの一例