内容説明
本書は、中国の長い歴史の上にくりひろげられてきた、興亡隆替のあとをふりかえってみて、そこに登場してくる多くの英雄達の事蹟、たとえば、天下をわがものとして万民のうえに君臨したり、あるいは、一敗地にまみれて、五尺のからだのおきどころにさえ迷ったり、あるいはまた、心に一片の慈悲心がのこっていたばかりに、自分で自分の運命の芽をつみとり、悔を万世にのこすといったように、そうしたもろもろの歴史的現象を「厚黒」学的見地から、徹底的に批判し、諷刺したものである。
目次
厚黒学
厚黒経
厚黒伝習録(求官六字の真言;役人としての六字の真言;事務処理の二妙法)
結論
聖人に対する懐疑
感想・レビュー
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