悪意の科学―意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?

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悪意の科学―意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695787
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0011

出版社内容情報

●嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、
 なぜ進化し社会を動かしているのか? 
 ・・悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作●

人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・
具体例をもとに、悪意の力を解き明かす。

・悪意はなぜ失われずに進化してきたか?
・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?
・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか?
・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ
・「共感」は人間が本来持っている性質か?
・悪意と罰の起源とは?
・悪意にはどのような効用・利点があるか?
・悪意をコントロールするには?

・・・脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、
まったく新しい人間観が示される。

★ニューヨークタイムズ激賞ーー「挑戦的で奥深く、しかも楽しめる!」
★「実に驚くべき洞察だ!」ーーデビッド・ロブソン『The Intelligence Trap』著者
★「人間の社会行動における必読書」
 ーーパトリック・フォーバー(タフツ大学、生物哲学・准教授)

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::著者:: サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。
さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。
『ニューサイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』など多数メディアに寄稿。
ウェブサイト『The Conversation』に掲載した記事は100万回以上閲覧されている。

::訳者:: プレシ南日子
翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、
サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』、
ジャクソン・ギャラクシー&ミケル・デルガード『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』ほか多数。

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::目次::

はじめに・・人間は4つの顔をもつ
第1章・・たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章・・支配に抗する悪意
第3章・・他者を支配するための悪意
第4章・・悪意と罰が進化したわけ
第5章・・理性に逆らっても自由でありたい
第6章・・悪意は政治を動かす
第7章・・神聖な価値と悪意
おわりに・・悪意をコントロールする

内容説明

悪意の力を明かし、人間観をくつがえす傑作!悪意はなぜ失われずに進化してきたか?悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?なぜ自分に害が及んでも意地悪をするのか?善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ。悪意と罰の起源とは?悪意にはどのような効用・利点があるか?悪意をコントロールするには?…脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、まったく新しい人間観が示される…

目次

はじめに 人間は4つの顔をもつ
第1章 たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章 支配に抗する悪意
第3章 他者を支配するための悪意
第4章 悪意と罰が進化したわけ
第5章 理性に逆らっても自由でありたい
第6章 悪意は政治を動かす
第7章 神聖な価値と悪意
おわりに 悪意をコントロールする

著者等紹介

マッカーシー=ジョーンズ,サイモン[マッカーシージョーンズ,サイモン] [McCarthy‐Jones,Simon]
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。『ニュー・サイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』『デイリー・メール』『インディペンデント』など多くのメデイアに寄稿。ウェブサイト『The Conversation』に発表している論評は100万回以上閲覧されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

47
いじめを脳科学的に考察する本を読んだので、「悪意」となる小さな火種の発生プロセスを脳科学的な部分から知りたいと思いはじめた。ただこの本は実験に基づいた研究データが多く、また違った角度から人の「悪意」について考えることができて興味深かった。労働者の幸せをともなわない資本主義に私たちは疲弊し、同時にくすぶった怒りを抱えている。その暗いエネルギーはSNSなどの悪意あるコメントや炎上、いじめ、戦争につながっていく…。悲しいけれど悪意はコントロールできるという最終章の言葉は、自分には全く響かなかった。2023/12/10

TATA

44
面白かった。悪意の類型化、特にコストを払っても悪意を発動するメカニズムは興味深く読めた。社会の公平性が乏しくなると発動されやすくなる社会になるところも。さらに正論では悪意を持って足を引っ張る人は靡かない。確かにそれでトランプ当選や英国のEU離脱も説明できるのだな。2023/05/15

ひこうき雲

44
悪意の因数分解です。正義の名のもとに、相手を罰したいのか(快感)。誰かが困ることで、相対的に優位に立ちたいのか(生存)。2023/03/09

confusion_regret_temptation

29
6章7章はまあわかりやすかったかな。ただ悪意の定義づけがそもそも自分には馴染まなかったこともあって自分の期待していたような内容ではなかった。勝手に期待しておいてなんだが、肩透かしを喰らった感じ。2023/11/16

田氏

21
本書で取り扱う「悪意」は、他者だけでなく自身にも害を及ぼす行為と定義される。ただ、訳に当てられたこの「悪意」なる日本語は、それと区別されるはずの「利己的行動」をも包含してしまうように思える。さらには「悪」の字は「善」と対立し、別の評価概念を持ち込んで理解を妨げてしまう。…ところが、不思議なことに、頁を進めると、その語の示すものはむしろ日本語の「悪意」に近づいていく。利益の範囲が拡張されるにつれ、当初の定義では包括しきれなくなる。流失した意味内容に代わって善悪の観念が入りこんだ姿は、まさしく「悪意」だった。2023/12/03

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