内容説明
気候変動や人口増加により、地球規模の食の危機が始まっている。こうした危機をいかに超え、持続可能な未来をひらくか?環境ジャーナリストである著者は、食と農の未来を変える世界各地のイノベーターたちを取材。その活動とビジョンを通して、新たな指針を提唱する。それは最先端テクノロジーと環境エコロジーをともに活かす「第3の方法」だ。年間ベストブックW受賞!!
目次
持続可能な「第3の方法」とは?
気候変動と闘うリンゴ農家
アフリカを救う遺伝子組み換え種子
AIロボットで持続可能な農業へ
中国で台頭する精密農業
垂直農場が育むデジタル・テロワール
サケ養殖で世界に持続可能なタンパク質を
健康にも環境にもいい培養肉
食品廃棄物ゼロをどう実現するか
水危機を解決する先端テクノロジー
危機管理力と回復力を鍛える
古代植物の復活
3Dプリンターが生む未来食
世界全体が、ひとつの庭
著者等紹介
リトル,アマンダ[リトル,アマンダ] [Little,Amanda]
ヴァンダービルト大学の「ジャーナリズムとサイエンス・ライティング」教授。ブルームバーグのコラムニストとして、環境、農業とイノベーションについて執筆。環境、食、テクノロジーに関する記事を、フォーブス、ブルームバーグ・ビジネスウィーク、ワシントンポスト、ニューヨーク・タイムズ・マガジン、タイム、ワイアードなどに寄稿している。『サステナブル・フード革命―食の未来を変えるイノベーション』でノーチラス・ブックアワード、レイチェル・カーソン環境書籍賞を受賞。また、環境ジャーナリズムの分野で優れた業績をあげた人物に贈られるジェーン・バグリー・リーマン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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