動物たちのすごいワザを物理で解く―花の電場をとらえるハチから、しっぽが秘密兵器のリスまで

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動物たちのすごいワザを物理で解く―花の電場をとらえるハチから、しっぽが秘密兵器のリスまで

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  • サイズ B6判/ページ数 379p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695596
  • NDC分類 481.7
  • Cコード C0040

出版社内容情報

動物たちは物理の天才だ。生物と物理をつなぐ新発見を一挙紹介。ポピュラーサイエンスの殿堂に加えるべき名著、など大絶賛!動物たちは物理の天才だ!
・・生物と物理をつなぐ新発見を一挙紹介・・

動物たちの超能力のようなワザの秘密を、
物理の最新研究が解き明かす。

たとえば、ハナバチは花の蜜を集める際に、
花のつくる電場をキャッチしている。
花は電気信号を使って、蜜があるかないかの「在庫表示」をしているのだ。

花とハチの知られざるコミュニケーションーー
物理によって初めて明かされたリアルである。

ほかにも・・・

・激しい雨のなかでも、なぜ蚊は落ちないで飛べる?
・ネコが重力にさからって、水を飲めるわけ
・アリは巣へ戻る最短ルートをなぜ分かる?
・生物版GPSを使って、海の旅から戻ってくるカメ
・ゾウは三角測量によって「地面の便り」を得る
・水に濡れたイヌが行う、最短で乾かすブルブルとは?
・赤くなるにはわけのあるタコ
・100キロ以上も離れた炎を見つける、甲虫の超感覚の正体
・量子力学を利用し、生きた太陽電池となるスズメバチ

・・・などなど、「生命と宇宙、万物を結ぶ」世界へようこそ!

★ポピュラーサイエンスの殿堂に加えるべき名著だ
ーー『ポピュラーサイエンス』誌

::著者:: マティン・ドラーニ、リズ・カローガー
ドラーニは、国際的な科学誌『フィジックス・ワールド』のエディター。カローガーは、サイエンスライターで『フィジックス・ワールド』『ガーディアン』、BBCニュースなどに寄稿。

::目次::

◎はじめに:動物たちは物理を生きている
◎第1章:熱ーーガーターヘビからファイアービートルまで
・熱を盗むヘビ ・水滴を最大量、飛ばせるイヌ ・尻から血を出す蚊 ・抱擁で敵をやっつけるミツバチ・・ほか
◎第2章:力ーーコモドオオトカゲからトッケイヤモリまで
・頭の軽いコモドオオトカゲ ・激しい雨でも飛べる蚊 ・航空会社も注目するシャコ・・ほか
◎第3章:流体ーーアメンボから翼竜まで
・水上を歩くアメンボ ・重力に逆らうネコ ・乱流を抑えるタツノオトシゴ・・ほか
◎第4章:音ーークジャクからカリフォルニアイセエビまで
・低音で誘惑するクジャク ・驚きの立体聴覚を持つヘビ ・バイオリン演奏を武器にするイセエビ・・ほか
◎第5章: 電気・磁気ーーデンキウナギからオリエントスズメバチまで
・強力な電池、デンキウナギ ・生物版GPSを使うカメ  ・量子力学の専門家、スズメバチ・・ほか
◎第6章:光ーーサバクアリからダイオウイカまで
・偏光で方向を知るアリとミツバチ ・スネルの法則がわかっているテッポウウオ ・赤くなるにはわけのあるタコ・・ほか
◎おわりに: 生命、宇宙、そして万物

マティン・ドラーニ[マティンドラーニ]
著・文・その他

リズ・カローガー[リズカローガー]
著・文・その他

吉田三知世[ヨシダミチヨ]
翻訳

内容説明

花の電場をとらえるハナバチ、重力に逆らうネコ、偏光で方向を知るアリ、激しい雨でも飛べる蚊、航空会社も注目するシャコ、水滴を最大量、飛ばせるイヌ、三角測量がお得意のゾウ、量子力学の専門家、スズメバチ、生物と物理をつなぐ新発見を一挙紹介!

目次

はじめに 動物たちは物理を生きている
第1章 熱―ガーターヘビからファイアービートルまで
第2章 力―コモドオオトカゲからトッケイヤモリまで
第3章 流体―アメンボから翼竜まで
第4章 音―クジャクからカリフォルニアイセエビまで
第5章 電気・磁気―デンキウナギからオリエントスズメバチまで
第6章 光―サバクアリからダイオウイカまで
おわりに 生命、宇宙、そして万物

著者等紹介

ドラーニ,マティン[ドラーニ,マティン] [Durrani,Matin]
国際的な物理学誌『フィジックス・ワールド』の編集者。ケンブリッジ大学所属キャヴェンディッシュ研究所で高分子物理の博士号を取得

カローガー,リズ[カローガー,リズ] [Kalaugher,Liz]
サイエンスライター。オックスフォード大学で材料科学の学位、ブリストル大学でダイヤモンド薄膜の博士号を取得

吉田三知世[ヨシダミチヨ]
翻訳家。京都大学理学部物理系卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

27
早く結論を教えてよ!と言いたくなるような、回り道しまくりの動物本。長かった。とはいえ、物理の説明は分かりやすく、生命はすごい!と思いました。人間が物理法則を発見していなくても、生物たちはそれを活用している。2020/09/02

俊介

20
「ダーウィンが来た」が好きなので、そんな感じで動物たちの驚きの生態が知れて、楽しみながら読めた。本書の売りはさらにその仕組みを物理学的に説明してくれるところだ。難しい部分もあったが、いかに巧みな自然の設計によって動物たちの驚きの行動が引き起こされているかの理解には、物理学による説明が役に立つだろう。あと、これはこぼれ話的なエピソードだが、猫が水をぺろぺろ飲む時の「飲み方の物理モデル」を巡って、『サイエンス』誌上で科学者たちが論争を繰り広げたという話しは可笑しかった。2020/06/30

ケニオミ

7
人間は自分達が物理の法則に基づきできることを認識しているので、自分たちの尺度で他の動物たちができることを考えてしまいがちです。人間にできなくて、他の動物たちにできることはたくさんあるということです。著者の語り口は面白かったけれど、内容はある程度予測ができたため、面白みは中程度ですかね。2018/06/07

こたろう

6
動物たちの行動を物理の視点で観るとどうなるのか?本格的な物理ではなく、一般人でも理解できる簡単な表現で記載されている。他書でよく取り上げられるようなチンパンジーやカラスの話ではなく、本当に色々な動物についてその不思議な生態について記載されている。とても満足度の高い書籍。リスとヘビって、どっちが強いと思いますか?ミツバチとスズメバチ、どっちが強いと思います?これらワクワクする内容が沢山書かれている。 しかし、ウサギって金切り声ってあげるのかな?2018/07/29

tama_lion

5
ジョークやトリビアがちょっと過剰で、かえって理解しづらくなってる感じは否めない。個人的には、吸蜜したミツバチから花に電荷が移ることで別のハチへの「蜜製造中」のシグナルになるって話がいちばん面白かった。あと、この出版社の本は編集がイマイチな印象2019/02/23

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