内容説明
生きものたちの“問題”、その“解決策”で全編構成。リアル(面白)イラスト満載!サイエンスライターならではの深いうんちく。進化の不思議がぐんぐんわかる!
目次
1章 何がなんでもセックスしなくちゃ
2章 ベビーシッターが見つからないから
3章 寝場所が要るのはわかるけど
4章 これはまたずいぶんなところに
5章 えさにされては生きてけず
6章 えさがなくても生きてけず
7章 そう簡単には逃がさない
著者等紹介
サイモン,マット[サイモン,マット] [Simon,Matt]
サイエンスライター。『たいへんな生きもの―問題を解決するとてつもない進化』で全米図書館協会「ALEX賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
42
ぞわぞわする感じばかりが先行したのと、和訳が馴染まなかったので、ざっと眺めた程度。気分が乗れば面白く読めたかもしれないので、またの機会があれば読んでみようかな。書き方としては『ざんねんな動物』の方が、子供向けとは言えども、うまかったと思います。2018/02/23
Vakira
39
図書館の新刊コーナーで見つける。んん?「へんないきもの」とは違う。っと思い、手に取ってペラペラ。かなり変わった生態系の生物たち。何故こんな生物が存在するか?自然淘汰の進化論的解説。生きるための問題点とそれを解消する進化。以前読んだ「心を操る寄生生物」と同じ出版社だ。ちょっと興味をそそられ借りる。知っている生物もその生態は知らなかったり、生物雑学として肥やしになります。マット・サイモンさん映画好きでスターウォーズとかモンティパイソンの話が出てくる。モンティパイソンのエリック・アイドルのチョメチョメ。 2018/03/20
宇宙猫
28
挫折。内容が気持ち悪くてうんざりする。もうすこしタイトルを考えるかサイエンス系のとこで出せばいいと思う。2017/11/25
G-dark
18
「生命の神秘」なんてありきたりな言葉では言い表せない本です。どんなに厳しい環境に置かれようとも、適応し、生き抜き、子孫を残そうという生きものの本能の強さに圧倒されます。たとえばチョウチンアンコウの場合、オスは物を食べることが出来ず、メスと出会えなかったオスは餓死するのみ。暗闇の広がる深海でメスと出会える確率は1パーセント。オスはメスの体に寄生して、メスから養分の供給を受けるので、不要となったオスの目や骨格は退化する。メスに複数のオスが集まることもあり、奇妙な結合体になることもあるのだとか。壮絶!!2018/09/14
Ayumi Katayama
13
この本を、いったいどう表現すればよいのだろう。まず、紹介されている『生きもの』たちがすごい。すごいという表現ではとても足りないくらいに、すごい。「自然選択による進化」のみでこのような能力を獲得し得るのだろうかと疑いたくなるくらいに、すごい。 そして、それを表現する文章がこれまたすごい。面白くておかしくて、何よりわかりやすい。さらに訳がすごい。「原文は日本語か?」と疑いたくなるくらいに、すごい。 加えてイラストがすごい。「こんなにリアルでなくてもいいのに」と思うくらい、すごい。とにかく、たいへんな本でした。2017/11/18
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