人類はなぜ肉食をやめられないのか―250万年の愛と妄想のはてに

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人類はなぜ肉食をやめられないのか―250万年の愛と妄想のはてに

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695565
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0040

出版社内容情報

人類と肉食のかかわりを、進化、栄養、おいしさ、セックスや権力など徹底探求! 250万年に及ぶ肉への愛と妄想、その行き着くはて<< 肉が私たちを人間にした >>

健康にも地球環境にも、良くない肉食。
わかっていながら、やめられない。
なぜ?

人類が肉食に魅せられるわけを、
ヒトの進化、栄養の真実、おいしさの秘密、
文化や象徴、セックスと権力、菜食主義の失敗、
アイデンティティなど、徹底探求!

肉食化が進むアジア、
食肉が足りなる地球の近未来。

壮大なスケール(250万年)で、
人類の肉への愛と妄想を、
その行き着くはてを描き出す!

★『Nature』誌 ベスト・サイエンス・ブックス(週間)
★リチャード・ランガム(ハーバード大学人類学教授)推薦!

『ウォール・ストリート・ジャーナル』『タイム』
『ワシントンポスト』『ディスカバーマガジン』『サイコロジー・トゥデイ』ほか、
多数メディアで絶賛!

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::著者:: マルタ・ザラスカ
サイエンス・ジャーナリスト。『サイエンティフィック・アメリカン』『ワシントンポスト』
『ニューズウィーク』『ニューサイエンティスト』など多数のメディアに寄稿。

::訳者:: 小野木明恵
翻訳家。訳書は、ジョン・メディナ『ブレイン・ルール』 、ジョン・パウエル『響きの科学』、
ディードリ・バレット『加速する肥満』など多数。

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::目次::

はじめに: なぜ肉に魅了されるのか
第1章: 肉食動物の進化の物語
第2章: 肉が私たちを人間にした
第3章: 肉食の栄養神話
第4章: 惹きつけられる味の秘密
第5章: 肉をおいしくする方法
第6章: もっともっと欲しくなるように
第7章: 人は食べたものでできている
第8章: 菜食主義が失敗したわけ
第9章: ベジタリアンになる人、なりにくい人
第10章: 肉のタブーがある理由
第11章: 急速に肉のとりこになるアジア
第12章: 肉食と地球の未来
エピローグ: 栄養転換ステージ5へ

マルタ・ザラスカ[マルタザラスカ]
サイエンス・ジャーナリスト。『サイエンティフィック・アメリカン』『ワシントンポスト』
『ニューズウィーク』『ニューサイエンティスト』など多数のメディアに寄稿。

小野木明恵[オノキアキエ]

内容説明

人類が肉食に魅せられる理由―ヒトの進化、栄養の真実、おいしさの秘密、文化や象徴、セックスと権力、アイデンティティ、菜食主義の失敗、など徹底探求!肉食化が進むアジア、食肉がなくなる地球の近未来。「栄養転換ステージ5」へ向けて…壮大なスケール(250万年)で、人類の肉への愛と妄想を、その行き着くはてを描き出す!

目次

肉食動物の進化の物語
肉が私たちを人間にした
肉食の栄養神話
惹きつけられる味の秘密
肉をおいしくする方法
もっともっと欲しくなるように
人は食べたものでできている
菜食主義が失敗したわけ
ベジタリアンになる人、なりにくい人
肉のタブーがある理由
急速に肉のとりこになるアジア
肉食と地球の未来

著者等紹介

ザラスカ,マルタ[ザラスカ,マルタ] [Zaraska,Marta]
サイエンス・ジャーナリスト。『サイエンティフィック・アメリカン』『ワシントンポスト』『ニューズウィーク』『ニューサイエンティスト』など多数のメディアに寄稿。ポーランド系カナダ人。フランスとアメリカを活動拠点としている

小野木明恵[オノキアキエ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

283
まあまあ。著者のスタンスは「人類はそもそも積極的に肉を食べるべきではない」というもので、現代の世の中の一部のカシコイ人々はそれをわかっているし、ベジタリアンと呼ばれる人もいるのに、なぜ人々は肉を食べるのをやめられないのか、ということについて、生物学や文化人類学、社会学などの観点から著者なりに分析している一冊。納得できる部分もあり、おもしろいっちゃおもしろい。ちょっと文章にくどさがあって、ボリューミーなので読むのが大変だけど。2017/12/15

T66

9
面白い。最初は生物学的な観点。だんだん、文化的なところへ。途中で返却日来たから返すけどまた借りる。ヨーロッパではアジアに比べ豆が豊富でなかったので、肉でタンパク質を摂取した、あたりが面白かった。図書館本。2度目で無事読了。栄養転換の件が興味深かった。ステージ5、行動の変革。「肉の量を減らし、果物や野菜、全粒粉を増やす。」あとは「畜産は飼料を食品に転換する効率が悪い」も印象的。牛1キロの肉に、約13キロの穀物。そういえば大学のときにそんなのを知って肉断ちしてたのを思い出した。肉食をいろんな切口で語る面白い本2017/11/10

まさき|SNS採用に強いフリーランス

7
「食と人類」に関する本はいつくか読んだけれど、そのなかでは本書がベストな気がする。小難しい学術用語が多様されるわけでもなく、筆者(ベジタリアンなサイエンス・ジャーナリストらしい)のイデオロギーが色濃く出ているわけでもなく。「とやかく指示するつもりはない。単に事実を提示するだけだ。肉のなかには私たちをとりこにするどのようなものがあるのか。私たちの文化がどのように肉食を促進しているのか。動物を食べる必要性が、私たちの遺伝子にいかに深く染みついているのか。それ以外のことは、あなた自身が決めればよい(p.16)」2020/01/13

みか

5
(借本)この著者の考えに大体同意見でした。自然農、マクロビオティック、環境汚染、等々 これまでも興味をもってアンテナを伸ばしていたつもりだけど、あんまり極端な人間にはなりたくなくて。だけど、私が子供の頃は今よりも肉を食べる量が少なかったように思うし、需要と供給の関係で肉の価格が下がっているのかというと、それはなんだか違う気がして安く手に入るスーパーで売られている肉のそれまでを不審に思ったりしていたけど、この本を読んで、やっぱりあまり安いお肉を大量に消費するのはやめた方が良いと思いました。2018/02/07

サメ社会学者Ricky

5
健康面、文化面、様々な観点から肉食について書かれた本。本書の研究結果が事実であれば、先進国で今ほど肉を食べる必要性は全くない。しかし、それでも肉食は根付いている。健康にいいとしても、残酷だと言われたとしても。僕は肉食を否定しないけど、不必要に動物を苦しめたくはないと思っている。この本は僕の考えについて新しい視点をくれた。他の本と合わせて読み直したい。2017/10/01

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