出版社内容情報
親が子どもに遺せる最大の財産、それは「健康」です。
本書は、子どもをがんから守るために今すぐできることを
医学的エビデンスに基づいて解説した一冊です。
世界的に若年層でのがんが増加する中、原因として注目されているのが「食事」です。
超加工食品や加糖飲料、肉類の過剰摂取など
現代の食生活が子どもたちの健康にどれほど大きな影響を及ぼすのかを
最新研究とともにわかりやすく伝えます。
さらに「がんを遠ざける食生活」と「親子で実践できる食育方法」も具体的に提案。
・子どもと一緒に調理する楽しさ
・野菜や果物を毎日取り入れる工夫
・揚げ物や加工食品を控える理由
・規則正しい食事が健康に与える影響
これらを取り入れることで、日常の食事ががん予防の第一歩となります。
未来をつくるのは、今日の食事。
ぜひこの本を活用して、大切な家族の未来を守るための知識と習慣を手に入れてください。
内容説明
思春期までの食事でがんのリスクが決まる。やっぱり魚を食べよう。牛乳はがんのリスクを高めるのか。揚げものの食べ過ぎはなぜ危険。毎日飲んではいけない果汁100%。科学的データが教える将来のがんを防ぐ新常識。
目次
第1章 子どもたちはがん予備軍です!(若いがん患者の世界的な増加;日本でも若い人のがんが増えている? ほか)
第2章 がん急増の原因は子ども時代からの食事?(がんの原因としての「食」の重要性;ファストフードやコンビニ食の増加 ほか)
第3章 子どもをがんにしないための食育(まずはコンビニ食をやめさせる!;食事は一緒に準備し、自分たちの手で調理しましょう ほか)
第4章 食育以外にもある子どものためのがん予防法(肥満を防ぐ;「座り過ぎ」の子どもたちが危ない ほか)
著者等紹介
佐藤典宏[サトウノリヒロ]
帝京大学福岡医療技術学部教授。福岡県生まれ。医師、医学博士、がん治療認定医、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、消化器がん治療認定医。九州大学医学部卒。2001年から米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部に留学。多くの研究論文を発表、1000例以上の外科手術を経験。YouTube「がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ」を開設、登録者20万人を突破(2025年4月時点)。2023年4月、患者さんの悩みや質問に個別に答える「がん相談サロン」をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。