内容説明
日本各地の気候風土と、職人の鍛錬された技と心意気によって発展し、いまに受け継がれる和食器具。地球環境や安全性にも配慮した職人のものづくりは、まさに時代のトレンドです。長い時間をかけて培われたその奥義を、あなたの暮らしにも。
目次
台所道具(ヘルシー蒸し鍋 伊賀焼窯元長谷園(三重県)
ご飯用土鍋 土鍋工房六鍋(滋賀県)
和せいろ 麻彦商店(埼玉県)
包丁 藤原照康刃物工芸(東京)
本榧のまな板 榧工房かやの森(高知県) ほか)
食卓を彩る食器類(銅製の茶器 長澤製作所(東京)
南部鉄器の急須 岩鋳(岩手県)
箸 兵左衛門(福井県)
益子焼の器 大誠窯(栃木県)
木の器 小島尚(福井県) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
10
一生ものの道具と付き合うにはそれなりの手数も必要。だから、この本に紹介されたようなモノと年輪を重ねていくと同時に、百均で使い潰すモノもある。時間をどう使うか、ということになる。日本のあちこちで生み出されたあれこれを見に、時間をかけて出かけたい。2021/10/15
もけうに
3
どの和食器具も機能美に溢れており、手に取ってみたくなる。値段を見てひっとなるが、長く使えて修理にも対応してくれることを考えると、安物を使い捨てするより長い目で見れば良いのかも。なにより、品質が違うだろう。見た目にも趣があり、生活が豊かになる。SDGs的観点からも、伝統工芸は見直されるべき。2022/04/03
skr-shower
1
欲しいなぁと思いつつ、手が出せない品が丸っと1冊。六鍋が欲しいな。2022/08/11
kaz
0
「おわりに」にあるとおり、「いいものはほしいけど、高い」というのが消費者の正直な感想。しかし、職人からは「卸値は安く、ぎりぎり」とのこと。写真を見ているとどれも欲しくなるのだが、姿を消しつつあるのはそういうことなのだろう。図書館の内容紹介は『日本各地の気候風土と、職人の鍛錬された技と心意気によって発展し、いまに受け継がれる和食器具。地球環境や安全性にも配慮した職人のものづくりを紹介する。「食べもの通信」連載に加筆・修正』。 2021/11/27
みかりん
0
全部欲しい!!一つ一つ揃えていきたい。2021/10/23