池袋西口 戦後の匂い

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772660471
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

池袋で少年時代を過ごした著者が、戦後の荒廃からたくましく復興した「まち」の移り変わりを軽妙な筆致で活写。

ヤミ市から発展した西口マーケット、怪人二十面相を生んだ江戸川乱歩、日本を代表する漫画家たちが下積み時代を共にした伝説のトキワ荘、東京拘置所から巣鴨プリズン、そしてサンシャイン60へ…。池袋で少年時代を過ごした著者が、戦後の荒廃からたくましく復興した「まち」の移り変わりを軽妙な筆致で活写。ノスタルジックな「あのころ」にタイムスリップしたい諸兄必読の書。

第1章
あのころといまとのまち歩き
第2章
戦後の池袋
第3章
池袋を食べる
第4章
池袋界隈の地理と歴史
第5章
戦争と池袋
第6章
文学のまち
第7章
映画のまち
第8章
美術のまち
第9章
池袋という都市空間

【著者紹介】
1950年東京都立大塚病院で生まれ、池袋一丁目で育つ。73年中央大学法学部卒業。新宿区役所を退職後、東京自治問題研究所常任理事、都留文科大学非常勤講師として勤務。現在は文教大学非常勤講師、新宿区非常勤職員。2012年、少年時代を過ごした戦後池袋西口界隈の様子を綴った小冊子を自ら制作し、かつての級友に配布したところ、これが評判となる。本書は7冊に及んだ冊子を大幅に加筆・再編して構成したもの。現在は山梨県上野原市でセカンドライフを送る日々だが、時間を見つけては池袋まで足を運び、故郷の「匂い」を胸一杯吸い込んでいる。

内容説明

ヤミ市・西口マーケット、怪人二十面相を生んだ江戸川乱歩、日本を代表する漫画家たちが下積み時代を共にした伝説のトキワ荘、東京拘置所から巣鴨プリズン、そしてサンシャイン60へ…。懐かしい「戦後池袋西口界隈」のまち歩き。戦後の荒廃からたくましく復興した池袋の移り変わりを軽妙な筆致で活写。ノスタルジックな「あのころ」にタイムスリップしたい諸兄必読の書。

目次

第1章 まち歩き、あのころといま
第2章 戦後の池袋
第3章 池袋を“食べる”
第4章 池袋界隈の地理と歴史
第5章 戦争
第6章 文学のまち
第7章 映画のまち
第8章 美術のまち
第9章 池袋という都市空間

著者等紹介

伊藤一雄[イトウカズオ]
1950年東京都立大塚病院で生まれ、池袋一丁目で育つ。73年中央大学法学部卒業。新宿区役所を退職後、東京自治問題研究所常務理事、都留文科大学非常勤講師として勤務。現在は文教大学非常勤講師、新宿区非常勤職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yraurb

1
最初にお断りするが、作者のご実家は私の実家から徒歩数分と推測される。という地元びいきの引き倒しをお断りした上で。■池袋、と言ってもあまり注目されない北口を中心に生活する場としての池袋を描いた本。焼け野原からのスタートだったためにあまり史跡のない、それだけに復興と発展の軌跡が生々しく刻まれている街池袋を軽妙な文章で振り返っている。三業通りの由来なんかほんとそうですね。■なお私の世代は谷端川より橋の公園と呼んでましたと伝わらないことを承知の上でここに私信を残します。2016/02/19

りゃーん

0
池袋西口を中心とし、飛鳥山・西巣鴨・巣鴨・大塚・庚申塚・板橋・大山・東池袋・雑司ヶ谷・目白・要町・椎名町・南長崎、と我が人生の半分以上の舞台となった土地の、文化や歴史を描いた回顧譚。役所勤めをしていた爺さんが、小学校の同級生に配った私家版を基にしたので、普通ならばスルーされるトコだが私は拾ったのだ。乱歩・帝銀事件、藤田嗣治や熊谷守一、と犯罪と芸術の街、嗚呼!ホント、居心地良かったんだよ!それに手塚・藤子のトキワ荘に、本書では触れていないが、高橋良策の怪獣工房に乙女ロードとオタクの街でもある。ブクロ、最高!2017/08/26

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