世界の基地問題と沖縄

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  • サイズ 46判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750354125
  • NDC分類 395
  • Cコード C0036

出版社内容情報



川名 晋史[カワナ シンジ]
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内容説明

“動かない基地”を問う。13の国と地域を比較分析。基地の歴史、基地問題、地位協定、沖縄への含意―学知の先に現実的な選択肢はあるか。

目次

基地と世界
沖縄
第1部 欧州(デンマーク/グリーンランド;ドイツ;スペイン)
第2部 中東・アフリカ(トルコ;サウジアラビア;ジブチ)
第3部 アジア・太平洋(韓国;豪州(オーストラリア)
フィリピン
山口)
第4部 米領(グアム;プエルトリコ)

著者等紹介

川名晋史[カワナシンジ]
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(国際政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中将(予備役)

2
各国の米軍基地や地位協定の事例研究を一般向けに簡潔に紹介した一冊。ジブチの章の日本とジブチの地位協定や協定の本質は特に面白かった。沖縄の負担が重く、合意や軽減が進んでいないことは事実だが、一方でかつてデンマークのグリーンランドにはかなり非対称な関係が存在していたり、韓国の戦時指揮権を巡って駆引きがあったり、基地と住民の距離が遠い国もあったり、環境問題としてとらえるドイツがあったりと各国基地問題の多様な広がりも意識すべきと感じた。2023/01/31

Yuka

2
学術書だからと身構えたけど読みやすいし、何より面白い。 事例研究の本は各著者の知見に触れられても、情報が拡散しがちで本の全体から得られる情報がぶれがちだけど、この本は各章において【沖縄への含意】に触れていることで、日米関係ではなく世界という横軸での基地問題を考える視点を提示していて、アメリカの軍事戦略上の一つの基地という広い視点を新たに持って、必要な軍備は何か、適した場所は、適した条件は、と整理してきちんと対話をしていくことが次なる一歩になるのかなと思う。2022/09/28

本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会(FIRBO)

1
米軍は世界に600から800地点に基地を置いている。そこで疑問なのが、世界の米軍基地のなかでその質と量とともに圧倒的な上位を占める日本は、なぜここまで「本土」に比べて沖縄に残している割合が大きいのかという点である。そもそも本書の趣旨は、世界に目を向けることで、沖縄の基地をめぐる「二項対立」的で「厄介」な議論を超越しようというものである。ところが、世界に目をやればやるほど、皮肉にもこの国が沖縄に基地を押しつけつづけてきたその異様さが浮かび上がってくる。米軍基地問題は、やはり日本問題なのだ。2023/10/23

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