出版社内容情報
さわって、読んで、みんなで落語を楽しもう!!
落語「まんじゅうこわい」をさわりながら読む絵本。
「これ何まんじゅうだろう?」
目の見えない子も見える子も、いっしょにクイズを解きながら落語の世界を体験できる工夫が満載!
落語は耳で聞いて、十分楽しめるものです。しかし、本という実体があれば、落語の面白さを追体験したり、学びを深めたりすることができます。またこの本は、目の見える子も見えない子も、一緒に楽しめるように工夫をしました。世の中にはいろんな人がいて、ひとつの本で同じように楽しむことができるんだということを知ってもらいたいと思います。─春風亭昇吉(落語家)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
22
点字絵本。絵も立体的に描かれている。さわる絵本。2024/05/17
ヒラP@ehon.gohon
16
点字付きですが、普通に読んでも楽しい絵本です。 落語の「まんじゅう怖い」をベースにしているようですが、子どもたち参加で楽しめるクイズ仕立てです。 いろいろなまんじゅうを当てるクイズは、シニア用かも知れません。 子どもから大人まで、健常者も障がい者も楽しめる絵本です。 点字の手ざわりが面白く感じたのですが、今度は視覚障害の人と読む機会があると良いなと思いました。2025/01/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
点字だけでなく、登場する人々が怖いと思うものがクイズになっていて、それも立体の絵になっているので先入観なしで楽しめる。巻末にQRコードがついていて3Dプリンターで怖いものが立体化できるらしい。あとがきの春風亭昇吉さんが書かれていた「落語は耳で聴いてたのしめるもの、本という実態があれば追体験したり学びを深めることが出来ます」の追体験って大切なことだと思います。2024/10/29
なま
10
★4.5 古典落語に点字がついた画期的絵本。点字の凹凸は子ども達が触って楽しめるので見える側も古典落語を先入観なしに手にとれる。また本書は落語を楽しむだけではなく、登場人物の怖いものが蝕図になっていて触って答えるクイズにもなっている。実際に本書は刊行後に目の見えない小学生に触らせて反応を試したところ「こわいもの」への興味が高くそれぞれ楽しんだそう。巻末には3Dプリンター用の「こわいもの」を立体化できる3Dデータがダウンロード可能。QRにより視力や聴力の次は触覚!本で嗅覚や味覚を楽しむ時代も来るかもしれない2024/10/02
ヒラP@ehon.gohon
9
Yデイサービスで読み聞かせしました。2025/01/15
-
- 和書
- ネイチャーゲーム 〈2〉