わたしは13歳今日、売られる。―ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち

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わたしは13歳今日、売られる。―ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772615464
  • NDC分類 368.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

 お母さんにお使いを頼まれて叔父さんに会いに行こうとした15歳のネパールの少女アンジュは、バスターミナルで記憶を失い、インドの売春宿に売られました。ブローカーの女からは「叔父さんがお前を売ったんだ!」と聞かされました。

 10歳だったカビータは、継母からインドでメイドとして働くよう命じられ、迎えにきた女性に連れて行かれたのが売春宿でした。1年後、保護されたカビータは勉強とスポーツで自信をつけ、その後看護師として新たな人生を歩みはじめています。

 アジア最貧国に挙げられるネパールでは、少女たちが性産業に売られるケースが絶えません。人身売買の被害者の多くは14~18歳の未成年で、大半は16歳以下。10歳未満の幼い女の子が売買されることもあります。コロナ禍を経て、今国内の人身売買も増えています。
 人身売買される女性たちの救出・保護・自立支援をおこなうラリグラス・ジャパンの活動を通し、その実態、背景、人身売買や性犯罪をなくすための活動や、各国または国際社会のとりくみを知り、私たちにできることを考えます。

内容説明

中学・高校図書館必備!アジア最貧国ネパールでは、少女たちが性産業に売られるケースが絶えない。人身売買―圧倒的な暴力のシステムと、それに対抗し少女たちを救う人びと、救出された少女たちの再起の姿を知り、考えてほしい。似たような状況が、日本にもないだろうか。

目次

第1章 人身売買された少女たちの身に起こったこと
第2章 私と人身売買問題の出会い
第3章 ネパールという国・人身売買の歴史
第4章 売春宿での過酷な生活
第5章 “レスキュー・ファンデーション”の救済活動
第6章 女の子たちを支援するプロジェクト
第7章 コロナ禍という試練
第8章 私たちにできること

著者等紹介

長谷川まり子[ハセガワマリコ]
認定NPO法人ラリグラス・ジャパン代表。ノンフィクションライターとして世界の社会問題を取材する過程で、インド・ネパールの越境人身売買問題を知りライフワークに。新聞、雑誌、書籍、テレビドキュメンタリーを通じてリポートするとともに、1997年に「ラリグラス・ジャパン」を立ち上げ、その代表として人身売買被害者を支援する活動を続ける。『少女売買―インドに売られたネパールの少女たち』(光文社、2007年)で、第7回新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

48
若く、無知な存在を搾取するシステムが古くから存在し、無駄なく構成されているーその事実が辛いです。娘と同じ年の娘さんが、自分の意志とは無関係に自分の体の所有権すら失う。私たちの国だって、少し貧しくなればまた、似たような話が出てくるでしょう。だから、大げさと言われても女の子たちにしつこく言うんです、疑ってかかれ、と。標的にされる村への啓蒙教育、進めてほしい。本当にひどい内容ですが、知っておいてほしい事実です。2024/09/25

とよぽん

46
インドでは、職業の一つとしてセックスワークが存在している!? そこへネパールの貧しい家の女の子が、組織的な手口で送られ、人身売買の犠牲になって奴隷のように働かされる。ゾッとするような人権侵害に、私は怒り以外何も感じない。今、戦争で「最悪の人道状況」という言葉が使われているが、ネパールもひどい人道状況ではないか! しかし、ネパールには売られた女の子を救出して教育と職業訓練を支援する団体がある。その灯が消えないで、助けを求める少女たちが一人残らず幸福な人生を歩めるようにしてほしい。2024/06/06

ころちくわ

10
ネパールの少女が売られたり、さらわれたりして、インドの売春宿で働かされている。首都カトマンズから離れたバスも通っていない集落の子供たちは学校にも通えず、家の手伝いをする。貧困のせいで親に売られる少女もいるし、行商人のふりをして集落に来た男に騙されて連れ去られもする。マイティネパールというNGOの活動で助け出された少女たちは読み書きや職業訓練を受けて自立していく。日本では著者の長谷川まり子さんが代表のラリグラス・ジャパンが支援している。日本でも貧困のために身売りした時代があった。世界では今も続いている。2024/10/07

サクラ

6
衝撃的な題名にてを出さずにはいられなかった1冊。人はいつの時代もどこの世界でも『産まれた場所』で人生が決まってしまうことがあるのですね。自由に見せかけた日本でも親の経済力や住む地域によって思うようには生きていけない…。それは子供だけじゃなくて大人になってもそう。それでも、例えそれが世界の秩序だとしても、決して赦されないことがあるの思う。その一つは間違いなく子供を巻き込んだり、騙し討ちで人を集める性産業だ。2024/07/21

ナツ

3
どこの国でも時代でも貧困と人身売買は密接に関わってくるのだと痛感… とくに少女がターゲットに… 胸が痛くなる2024/07/27

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