内容説明
本書では、何のために検査を行うのかを明確にして、活用の仕方をわかりやすく解説しました。検査は子どもにレッテルを貼ったり、識別するためのものではありません。子どもを理解し、子どもを中心としたチーム支援を促進するためのものです。園や学校と共有できる検査活用サポートシートつき!
目次
1 IQと心理検査・知能検査(IQ(知能指数)ってなんだろう?
心理検査・知能検査はどのようなものがあるの?)
2 検査報告書の読み取り方と活用例(田中ビネー知能検査5の場合;WISC‐4の場合;KABC‐2の場合)
3 子どもを支援する10のポイント(検査を受ける前から、支援が始まっていると考える;短所改善型ではなく長所活用型で応援する;子どもの気持ちを聴く、汲みとる ほか)
付録 検査活用サポートシート
著者等紹介
熊上崇[クマガミタカシ]
和光大学現代人間学部心理教育学科教授。立教大学教育学科卒業後、家庭裁判所調査官として、札幌、いわき、東京、川越、横須賀で勤務した後、2013年より立教大学コミュニティ福祉学部助教、2018年から現職。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学博士後期課程修了。博士(リハビリテーション科学)、特別支援教育士SV。日本K‐ABCアセスメント学会常任理事
星井純子[ホシイジュンコ]
吉備国際大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了、東京都の小学校(通常の学級及び通級の担任)を経て、都立特別支援学校コーディネーター主幹、大田区発達障がい支援アドバイザーを務めた後に現職(世田谷区発達障害相談・療育センター相談員、東京都巡回相談心理士、東京成徳大学、法政大学、東洋大学、明治学院大学非常勤講師)。日本LD学会会員、特別支援教育士SV、日本K‐ABCアセスメント学会常任理事
熊上藤子[クマガミフジコ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻博士前期課程修了、修士(カウンセリング)。学校心理士。千葉県内及び東京都内の小学校で講師やスクールカウンセラーを務めた後、現職(日本保育総合研究所発達支援課主任。保育園や放課後児童クラブにおける巡回相談、保育者や放課後児童支援員への研修等を担当)。日本K‐ABCアセスメント学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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YUKA
toriaez
プリキュアマックス