内容説明
この本では、紛争に巻き込まれた子どもたちの状況とその「こころのケア」の取り組みを紹介します。爆撃にさらされ、避難を余儀なくされた子どもとその家族の生活は大きなダメージを受けます。コミュニティは破壊され、子どもたちは学ぶ機会、遊ぶ楽しみを奪われ、大人たちは働く機会を失います。紛争や災害が人びとの暮らしと心身に何をもたらし、私たちにはどんな支援ができるのか、この本で一緒に考えましょう。
目次
第1章 私たちが出会った子どもたち
第2章 紛争下に暮らす子どもたち
第3章 見えない傷―紛争は子どもたちのメンタルヘルスにどんな影響を与えたか
第4章 地域で子どもの保護を強化する活動
第5章 子どもの危機的状況に対応する心理的応急処置
第6章 すべての子どもの権利を実現するために
著者等紹介
井筒節[イズツタカシ]
東京大学総合文化研究科教養教育高度化機構特任准教授(医学系研究科兼担)。東京大学医学系研究科保健学博士。東京藝術大学音楽研究科博士課程単位取得退学。国連心理官及び精神保健・障害チーフ、世界銀行上級知識管理官、国連世界防災会議「障害を包摂した防災パブリック・フォーラム」議長、国連障害と開発報告書「精神障害タスクチーム」共同議長等を歴任。劇団四季・ディズニー作品の翻訳や解説も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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