出版社内容情報
眠りにつくのは、台所の片隅─。家事使用人として働かなければならない女の子のきびしい現実。バングラデシュには、「家事使用人」と呼ばれる子どもが42万人います。
よその家に住み込み、雇い主やその子どもたちのお世話をします。
他人の家の家事をする多くの子が10代の少女たちです。中にはまだ10歳に満たない女の子もいます。
「家の中」で働く女の子たちは、どのような暮らしをしているのでしょうか。
なぜ学校にも行かず「家事使用人」になるのでしょうか。
世界にいる1億5200万人の児童労働者のうち、家事使用人として働かなければならない女の子のきびしい現実、直面する問題や課題、私たちに今なにができるのかを紹介します。
第1章 家事使用人として働く3人の女の子
第2章 女の子が家事使用人になる3つの理由
第3章 女の子を雇う6つの理由
第4章 女の子たちが体験する7つの苦しみ
第5章 500万人の子どもたちが働く国・バングラデシュ
第6章 世界にいる1億5200万人の児童労働者
第7章 「子どもが働くのは当たり前」
こんな社会を変えるための5つの方法
第8章 発展途上国への国際協力はどのように進んできたのか?
第9章 私たちにできることはなに?
日下部尚徳[クサカベナオノリ]
著・文・その他
内容説明
「家の中」で働く女の子たちは、どのような暮らしをしているのでしょうか。なぜ学校にも行かず「家事使用人」になるのでしょうか。世界にいる1億5200万人の児童労働者のうち、家事使用人として働かなければならない女の子のきびしい現実、直面する問題や課題、私たちに今なにができるのかを紹介します。
目次
第1章 家事使用人として働く3人の女の子
第2章 女の子が家事使用人になる3つの理由
第3章 幼い女の子を雇う6つの理由
第4章 女の子たちが体験する7つの苦しみ
第5章 630万人の子どもたちが働く国・バングラデシュ
第6章 世界にいる1億5200万人の児童労働者
第7章 「子どもが働くのは当たり前」こんな社会を変えるための5つの方法
第8章 発展途上国への国際協力はどのように進んできたのか?
第9章 私たちにできることはなに?
著者等紹介
日下部尚徳[クサカベナオノリ]
東京外国語大学講師。岐阜女子大学南アジア研究センター研究員、文京学院大学助教、大妻女子大学専任講師等を経て、現職。高校生の頃からシャプラニールのユースボランティアに参加し、2012年から5年間同合の理事を務める。バングラデシュの社会経済動向や、途上国の貧困、災害問題に関する調査、研究に従事
藤〓文子[フジサキユキコ]
シャプラニール事務局次長。シャプラニールの現地事務所長としてバングラデシュとネパールに駐在。ストリートチルドレンや働く子どもの支援、エスニック・マイノリティや遠隔地に住む子どもたちへの教育支援プロジェクト等に従事
京井杏奈[キョウイアンナ]
シャプラニール国内活動グループ統括。大学卒業後、銀行系クレジットカード会社での勤務を経て、2008年より現職。ファンドレイジングをはじめ、日本国内でシャプラニールの活動や国際協力、南アジアについて伝えるイベントやスタディツアーなどの企画に従事
藤岡恵美子[フジオカエミコ]
シャプラニール副代表理事、ふくしま地球市民発伝所事務局長。2005年~2009年にかけてシャプラニールの現地事務所長としてバングラデシュに駐在。家事使用人として働く少女の支援事業立ち上げに携わる。現在は、ふくしま地球市民発伝所事務局長として、福島原発災害の教訓を海外の人びとに伝える活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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